朝晩は気温が下がってきましたね。
これからの季節、気にしておきたいのが冷えです。
冷えたカラダを温めるには、まずはお風呂がいいですね。
疲れた日は特に大切です。
面倒くさいからシャワーでいいや~って、言ってたら疲れはとれないです。
お風呂に入った時とそうでない時の翌朝の疲労回復具合が違ってたという経験はありませんか?
これには、理由があって
お風呂に入ってとれるのは、精神的な疲れで、肉体的な疲れは良質な睡眠がないと解消されないのだそうです。
けれども、この良質な睡眠をとるための前準備として、入浴が非常に重要ならしいですよ。
お風呂に入ると
血行がよくなり体温が上昇
これにより、栄養酸素が隅々まで行き渡ります。
それとともに血管が広がり熱放射機能もアップし、
結果、熱放散しやすくなり、体温が下がりやすくなって寝つきもよくなります。
また、副交感神経が優位になるため、精神的な疲れが楽になります。
お風呂に入るだけでこれだけの効果があるわけです。
利用しないのは、もったいない!
シャワーの派の方々、ぜひお試しください。
ところでお風呂のリフレッシュ効果は、温度にも関係があるそうな。
入って心地よいと感じる温度が一番血流が良くなり副交感神経が優位になるそうです。
人によって多少違いがありますが、一般的にぬるめと熱めの境となる温度が40度と言われています。
ちなみにお湯の温度は、冬は40度、夏は38度というのが良いらしく
体温よりほんの少し高め程度が身体への負担が少ないんです。
お風呂の温度は40度以下だと副交感神経に働きかけるのでリラックスし、
40度を超えると交感神経働きかけるので目が覚めるといった違いが出てきます。
(夏場と冬場は気温差があるため、2度程誤差がでます)
最初は、ちょっとぬるく感じるかもしれません。
けれども、10分ぐらいつかっていると体が温まってきます。
血液が体を1周するのに、かかる時間は約1分。15分つかれば15回血液が循環する計算です。
そうして、10分以上つかっているとそのうちにジワジワと汗をかいてきますので、
それぐらいが入浴時間の目安にするといいということみたいです。
温度が高すぎると交換神経が優位になり、今度は神経が緊張状態になって、
寝られなくなるので要注意です。
お風呂で効率よくリラックスするには、温度と時間を意識しておくのがコツ。
そして、ゆっくりお風呂タイムを楽しむなら入浴剤をつかうのはとてもぴったりなアイテム。
これは、疲労回復効果のある入浴をさらに効果的にするオプションです。
よく店頭でみる市販の硫酸ナトリウムが主成分の粉タイプの入浴剤(バスクリ〇など)は、体が冷えにくくなる保温効果に優れています。
乳液タイプ(エモリ〇とか)は、保湿効果に優れているので乾燥肌の方におすすめです。冬の乾燥する時期にぴったりです。
泡のでる炭酸ガスタイプ(バ〇など)は、発生する炭酸ガスが抹消血管に入り込み、血流がよくなり新陳代謝がUPします。
スーパー銭湯でも、炭酸ガスのお風呂があって人気です。
バスソルトは、塩の効果でこちらも体が冷えにくく、発刊作用もあるのでむくみが気になる方にもおすすめです。
エプソムソルトは、硫酸マグネシウムが主成分の入浴剤でソルトと名前がついていますが塩は入っていません。
お豆腐のにがりにも使われる硫酸マグネシウムに体を温める効果があり、さらにお風呂に入ると経皮吸収され皮膚からマグネシウムを体内に取り込めるスグレモノ。(マグネシウムは体に必要なミネラル)また、ストレス対応ホルモンのコルチゾールに必要なミネラルがマグネシウムなので、このエプソムソルトを使うとストレス処理能力も上がる効果が期待されます。
入浴剤以外にも湯船にアロマオイルを垂らしてみたり、柑橘類のゆずやみかんを入れてみたりと
日本のお風呂は昔から薬湯を利用する習慣があるのでお風呂を楽しむことには長けている気がします。
疲れた時はちょっとお風呂入るのはおっくうになりがちですが、アイテムをつかって楽しい気分でこれからお風呂を楽しまれるのもいいかと思います。
ぜひお試しになってみてください。