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    【日常】奔放な彼と強い彼女ー6

    2017年12月07日22時42分 作成


 彼女は続けて お茶だけじゃあれだからこれ そう言って小鉢に手を添えた
 彼は中身を見て えっとこれは と聞いた 彼女は 白菜漬けよ、それもうちで そう言った

 彼は添えてあった楊枝で白菜漬けを口に運んだ、美味い!
 パリッとした歯応えと丁度良い発酵と旨味、ピリピリっとほんの僅かな刺激が舌に来るのがたまらない

 美味しいですね、こんな白菜漬け初めてですよ 彼は嬉しそうに言った
 彼女は そんな大したものじゃないわよぉ、漬ける時にビールを使うのよ あーはっは
 そう言って見かけに寄らず豪快に笑った
 上出来なお茶と漬物を楽しみ、この辺りの暮らしについて話を聞いたりした 
 彼女の家は女ばかりでお婿さんを取って引き継いでいるらしい

 そうしているうちに雨は止み、陽が差して来た
 彼は頃合いを見て彼女に お世話になりました、お茶までいただいて 
 とっても美味しかったです そう言って立ち去ろうとした時、彼女に呼び止められた

 良かったらこれ 持って帰って そう言って小さな包みを渡してくれた
 彼は いいんんですか?こんなお世話になっちゃって

 そう言いながら貰った包みを彼は恐縮しながら受け取り ウエストポーチにしまった
 その時 買っておいた結びを食べ忘れていた事に気付いて、途中で遅すぎる昼食をすることにした

 彼は再び礼を言い その人の家からオートバイを走らせた
 帰り道の途中、田んぼが広がって見えるスペースの古びた自動販売機でお茶を買い
 景色を見ながら遅すぎる昼食にした、ペットボトルのお茶がやけにやけに白々しい味だった

 彼はあまり無理しない程度のスピードで走り、駐輪場へ帰って来た
 オートバイを停め、キャブレターのインテークカバーを4つ被せてから部屋へ向かった
 山間部今年最後のツーリングはとても満足な時間だった。

 
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基本はおバカなんですがシリアスに考える時も、親しみやすさはあるんじゃないかな、足跡見たらポチしてしまうのでごめんなさいね。

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