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    【雑談】彼女とセ○レの境界線

    よく訊かれる言葉は「彼女はいるの?」 それに対する僕の答えは「彼女はいません。セフ○はいます」 彼女と認識していた相手は学生時代、それも高校まででしょうか。 大学の時には『彼女』という存在に忌避感を抱いていました。 存在にではありませんね。 彼女という括りをと言うべきでしょうか。 自分自身を分析というのも変ですが、やはりそれ以外に 言い様もないですから分析としますが、これは僕の結婚観に 繋がるかもしれないと結論付けられます。 僕にとって 『彼女』=結婚をして妻になる女性。若しくはその女性以外 とは付き合えない。 という認識なのです。 高校生時代には彼女と同時に複数の○フレがいました。 その時にはその事に僕は何ら疑問に思うこともなく、 当然自然と思えていましたし、そうした事を考えたこと すらありませんでした。 『彼女』も僕のセ○レの事を知っていたし、セフ○も 『彼女』の事を知っていました。 それが卒業時に破綻しました。 『彼女』が言ったのです。 「私と彼女達とどう違うの?」 僕は卒業、進学するにしても『彼女』ともそのままの関係で いる、いられると考えていました。 いえ、考えてもいなかったのです。 そうあって当然自然と思えてしまっていて。 僕はその時答えを出せませんでした。 以来、僕には『彼女』がいません。 そして今も答えを出せません。 結婚をして一人の女性以外とは付き合わないのは僕には 不可能です。 僕のセフ○は人妻だったり、彼氏がいたりもします。 『彼女』と○フレ、どう違うのでしょうか? まだまだ答えを探さなければならない様です。 皆さんはどう思いますか?

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    【雑談】今年の目標として。

    やっぱし彼女欲し~(≧∀≦)

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    【まとめよう】Color of love

    染まる事が平凡でつまらなくなる 空を見て何色か決めるのは自分 同意が欲しくて本当の色を消す 少しづつ消えて行く自分の色 それならいっそのこと色を無くして見たくなる もう一度其々に自分色へと染めるために 時々は灰色の地面に足を投げ出して 語ろう 始まりは此処からでいいじゃない?

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    【日常】RIBBON IN THE SKY

    坂道の途中で 風に吹かれたら 思い出になってしまった 約束のリボン 空に放とう 切ない時間 甘い時間も 全部絡めて この指先から さよならを   RIBBON IN THE SKY

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    【日常】二人と寺田さんのスイートホーム

    此処暫く週末に外へ出してもらえない寺田さんは 彼女にべったりである 彼女の足に絡まったりよじ登ったり キッチンに立ったまま彼女は寺田さんを踏まないように 起用に足を使って寺田さんをあしらっている つれて帰った時より少し大きくなった寺田さんは 彼女に遊んでもらいながら んな んな と鳴いて その時ばかりはご機嫌だ 彼女がとても楽しみにしていた家も完成し 必要の無い家具もリサイクルショップへ売り 後はそれほど多くない荷物をまとめて引越しだ 彼の部屋にあった小さな折り畳みテーブルで 食事を済ませ 膝の上で寺田さんを愛子ながら ねえ 荷物はいいけど寺田さんどうしよう? そう彼に聞いた んん・・車に乗せて荷物の後ろ追いかけるしかないよなあ 荷物が片付くまで車に置いとくしかないだろ うーん・・ちょっと可哀想だけど仕方ないよね うん 俺が運転するから 助手席で抱いてろよ こっちの荷物出すときは交代で抱いていようか じゃあ そうする 引越しはそれほど大事ではなさそうだし 距離も近かったが 引越しやあとの掃除も業者に任せることにしてある 独身の引越しに少し荷物が増えたくらいの引越しだ 膝の上の寺田さんは明日のイベントなど知る由もなく ご機嫌である 翌日 業者が来る前に玄関を開け放し 業者がわかり安くするため幾つか荷物を外へ出して置いた 暫くして業者が来たので 押入れに寝ている寺田さんを抱き抱え 彼女は 可愛らしく且つ強引に 引越し業者にてきぱきと指示を出した 荷物も多くないので午前中に新居へと荷物は 運ばれ その後ろを彼女の車で付いて行った 彼のオートバイはもう新居のガレージに納めてある 車に乗せられた寺田さんは何処か知らない所へ放置でも されるのかとびっくりして なーなーと鳴きながら大騒ぎしている 大丈夫よ 新しいお家に引っ越すだけなの 彼女はそう言いながら寺田さんを宥めている 新居に到着し寺田さんを車においておくのも可哀想だと 彼女はそのまま寺田さんを抱え 再び 可愛らしく強引に引越の指示をし 後は細かい物の片付けを残すだけになった 彼女に抱えられたまま んーなーんーなー と 各部屋を連れて回られた寺田さんを 彼女は床へ下ろし 今日からここが寺田さんのお家 どの部屋がいいの? そう言って 座り込んで動かない寺田さんの頭を撫でた 彼は 後は寺田さんに任せようよ そう言って部屋の片付けを続けた 寺田さんはちょこちょこと彼女の後ろを追いかけて 部屋の加付けに付いて回り あちこちの匂いを確認している 少し落ち着いたのか 寺田さんはキッチンの椅子の下で 丸くなっておとなしくしている 明るいうちに二人は近所への挨拶を済ませ 簡単な夕食を摂ってお風呂に入ることにした どちらが先に入るかじゃんけんをしてみたが 結局二人で一緒に入ることになった 親父さんがぶち壊してくれた脱衣場の壁も元どうり 綺麗になっている バスルームは全てヨーロッパ調だが 使い方はごく普通にした 浴槽に浸かって両手足を上に伸ばしながら彼女は やーん もぉ 女王様みたーい そう言ってご満悦だ なあ ちょっとかわってくれよぉ あはは やーだよ 何だって この!この!俺にも入らせろ! 彼はそう言って無理やり浴槽に入り 結局彼女と向かい合わせで浴槽へ浸かった バスルームの前では寺田さんがちょこんと座って二人を待っている お風呂から上がった二人はキッチンの小さなカウンターで ワインを開け ささやかなお祝いをした 寺田さんにはちょっといい猫缶を開けてやった 寺田さんはお腹が空いていたのか 一缶あっという間に食べ終わり もっとちょうだいと 彼女におねだりをしている 彼女は お祝いだからね はいどーぞ そう言ってもう一缶を開けてやっている あれこれと二人で今まであったことを話し 明日もう一日の休みはまだ 手付かずの庭を 少し何とかしようと決めて まだ居場所の定まらぬ寺田さんを連れて 二階の寝室へ上がった 彼女は一番大きな両開きの窓を開け 夜空をじっと見た 自分で見つけたこの家が 彼女の 新しい故郷になる 田舎から出てきて今までの事を 思い出しながら 彼とここに居る 幸せを胸一杯に感じた 空を見上げたまま彼女は 幸せ一杯の涙を一粒流した 横に並んだ彼は どうした? そう一言だけ彼女に聞いた あはは 何でもない ずっと 二人でいようね そう言って彼に抱きつき 爪先立ちで彼の顔を見つめた 彼は何も言わず彼女を抱き上げ 接吻をして彼女をベッドに 運んだ そんな二人をよそに 寺田さんはベッドの下を 自分の居場所と決めて大欠伸をしながら背伸びをしている。 リア充なんて リア銃なんてーきらいだーっ 作者

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    【日常】親父さんぶち壊す!

    週末 彼と彼女は改装中の家へ訪れた 随分綺麗になったね あと少しよ 彼女はとても嬉しそうだ 部屋は全てフローリングで壁は木目板や白い珪藻土でまとめてある 畳が無いと寂しいので 一階のフローリング部屋に一部畳を敷いた 2階は白い壁の割と広い一部屋だけだ 三方に窓があり とても風通しが良さそうだ ここは二人の寝室にした その下は丁度ガレージになる キッチンは思い切って解体し 掃除のしやすい業務用で揃えた 殺風景だが衛生的で片付けやすい それは唯一彼の思いが実現した場所でもある レトロなモザイクタイル張りの流しなどは残したいと 彼女は解体を渋ったが 何とか彼の言い分は叶えられた 各部屋共に以前から此処で暮らしていたような親しみやすい雰囲気を二人は とても気に入っている 後はバスルームを何とかすれば彼女の見つけた素敵な家の完成だ ガスはまだ引いていないので ポットに入れた紅茶で一休みしようと 庭にある椅子に座り小さなテーブルにカップを置いた 丁度その時 親父さんが軽トラックへ浴槽を積んでやってきた おお やってるね 浴槽持って来たぞ そう言いながら軽トラックから降りてきた 積んである浴槽を見て彼女は あー 凄い こんなのまだあるんだ そう言って軽トラの荷台から浴槽を覗き込んだ よお 相変わらずぷりぷりしてるな なかなかいいだろ これ うへへ 彼は 親父それしか言わねーし ぷりぷりって何なんだよ そう言った そりゃあ 何時もの挨拶さあ お 休憩中か? お父さんのも用意してあるからどうぞ 彼女はもう一つカップを籠から出して 紅茶を注ぎテーブルに置いた 簡素だが頑丈そうな椅子とテーブルは 職人達が休憩のために作っていた物をそのまま 置いていってもらった おや 外で紅茶なんて 洒落た事しちゃってるねえ そう言いながら椅子に座り 紅茶を飲みながら 家の全体を眺め うん 中々の仕上がりだな そう言って悦に入っている ありがとうございます とっても素敵 彼女はそう言って とても嬉しそうにちょこんと頭を下げた うっへへ そりゃー娘ぇあ可愛いしな うちゃ男しかいなくてよ 娘が欲しかったしなあ 長男の嫁ぁどうも苦手なんだわー俺 うん 母ちゃんは怖ぇしよ うはは いえ 私もそうなっちゃうかもしれないですよぉ んなわきゃねえさ あーはは 先のことは知らんわ あーはは 彼女に会うと何時も親父さんは機嫌がいい さてと 浴槽運ぶから手伝ってくれ これなあ 設備屋のショールームに飾ってあった奴でな 展示品を新しくしたんで片付けたらしいんだが 買い手も無くてよお 在庫になっちまってたの むりやり持って来ちまった どうよ これ 只だぜ ひひひ さてよいしょ それから3人で何とかバスルームの前まで 浴槽を運んだ それはヨーロッパ調の脚付き浴槽で 結構な大きさだ 客に夢は見せれるが実際に使う事は無いだろう バスルームの引き戸の前に浴槽を置いてみたら どうにも中へ収められそうも無い あ・・こりゃ はいらね 参ったね 親父さんはそう言って腕組みをし 彼と彼女は落胆してため息を吐いた うーん 浴槽を切るわけに行かないしな と言いながら親父さんは引き戸を外して廊下に出した 親父さんは んー まあ 壁ぶち抜いちゃおうか? そう言って自分で頷いている 彼女は目を丸くして彼を見ている お前たちほかにやる事があったらやってろ ここは俺がやるからさ 二人は渋々ほかの部屋の細かい掃除をすることにして バスルームから移動した 暫くしてバスルームから派手な音が聞こえてきた 彼女は 肩をすぼめて ひやーん と叫んで固まっている 音が静まり バスルームから親父さんの呼ぶ声が聞こえる 二人はバスルームに行って驚いた 床に残骸が散らかっている中で親父さんは な?これで入るだろ へへ ドャ顔で笑っている 体の力が抜けた二人をよそに さあ 入れちまおう そう言って浴槽を持ち上げた 呆れて言葉も無い二人は親父さんに黙って従うしかない バスルームに何とか浴槽を据え 取り替えたシャワー口の蛇口に手を掛けて いいだろこれ? 使いやすいぞ そう言って蛇口を少し回すといきなり水が出た 水を浴びた親父さんは 何だよ水来てたのかよ  そう言いながら顔を拭い 明後日までにゃ元に戻るさあ 期待してろー おお冷た そう言って軽トラックまで戻り顔や頭をタオルで拭った バスルームに残った彼女は お父さん怪獣みたい・・と独り言を言っている それから残骸を綺麗に片付けてそれぞれの自宅へ帰った 玄関を開けると寺田さんがちょこちょこと走って来て彼女の足に掴まり なーなーと何か言っている 彼女は寺田さんを抱き上げて 仕方ないでしょ そんなに怒らないの そう言った

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    【日常】親父さん企む

    家の敷地に入りあちこち確認した親父さんは ポケットからおもむろに携帯を取り出し あちこちへ電話を掛け始めた やあ 久し振り あのな 仕事を頼みたい お前さんにさ ああ 現場に出てないのは知ってるさ うんうん それがさ 若い奴じゃ駄目なんだわ お前さんにしか出来ない仕事さ 頼むよ まだやりゃ出来るって お前さんの仕事 若いのに見せてやれよ 懐かしい奴が集まるぞ 最後の仕事だと思って皆でやろうぜ 親父さんが現役時代の時一緒に仕事をした仲間を集めた その後 資材置き場に直行した親父さんは 小さなブルドーザーをダンプに載せて彼女の家に戻った タラップを使い 一人で器用にブルドーザーを下ろし 雑草ごと地面をひっくり返して敷地を綺麗にした あっという間に時間は過ぎ 途中寄ってきたコンビニのお結びにかじりつきながら 玄関前の石が敷いてある平たいスペースに座り 家の壁にもたれ 昼ごはんを食べ そのままそこで休憩し 久し振りに現場で親父さんは昼寝をした 昼寝も終わり 午後から散らかった雑草をまとめ ダンプの荷台に放り込み 小さなブルドーザーも積み込んだ そうこうしてるうちにもう夕方だ 親父さんは懐かしい疲労感を感じながらダンプに乗り込み 今日からビールが美味いぜ そう独り言を言い 自宅横の資材置き場に戻り 倉庫番のバイトに後は任せて 自宅に戻った 親父さんは勝手口から家に入り キッチンにいた嫁さんに 明日からしばらく現場に出るから 弁当頼むわ そう言って食卓の椅子に座り 一服した んまあ 珍しい やる気になっちゃって 嫁さんにそう言われ へっへっ と笑い 親父さんは嬉しそうに風呂場へ歩いていった 翌日 事務所に顔を出し しばらく事務所には居ないからなあ 皆 頼んだよ そう従業員に伝えた 古株の従業員が親父さんに 頼むたってさあ 親父さん事務所で何時も何やってんだかわかんねーさ ははは そう言って返した 親父さんは 決まってるだろ 灰皿の番だよ へーへっへ じゃあな そう言って事務所を後にした 彼女の家に着いてしばらくすると 年季の入った職人達が集まって来た 懐かしい顔ぶればかりだ おお 皆 見ての通りさあ 細かいことはいいから思う様にやってくれ 建て替えじゃないぞ きっちり修理だから頼んだよ それから少しの間 同窓会状態で話に花が咲いた しっかし今時珍しいねえ こんな家直すってさ 誰が住むのさあー と誰かが言った 親父さんは へへ 次男の嫁さんがよ これがいいんだってさあ 聞かねーらしい あんたんとこ男連中 皆 嫁さんにゃ弱いってかあ そう言われた親父さんは 嫁さん怖えーからな 言うことは聞いた方が身のためだあ そう言うと 皆笑った それからあっという間に足場は立ち 大きな看板が上げられ それぞれの仕事が始まった 職人たちは現物を確認すれば全て頭の中で やるべき方法や材料を決めていける 熟練工ばかりだ そうして週末 彼と彼女は家を訪れ 部屋を見て回った 職人たちは休みだったが親父さんは来ていた 親父さんを見つけた彼女は お父さーん お久し振りー お世話になりまーす と言いながら 親父さんに駆け寄った  おっ 来たね 相変わらず ぷりぷりしてんな たまには茶くらい飲みに来なよ と満更でもなさそうだ 彼と彼女は部屋をなるべくそのままで 住むことにした 残っていた椅子やテーブルなどはいい具合に古さを感じさせて レトロな雰囲気もあり使いやすそうだった 彼女は ね 此処にある物使いましょ いい感じで 好き うん まあ どっちでもいいけどな そう話して二人で掃除や細かい修理を始めた ねえねえ この窓いいよね と両開きの窓を開けたとき 右側の一枚がポロリと外へ落ち がちゃんと外で音がした 彼女は目を丸くして 落ちちゃった・・ そう言って彼のほうを向いた あーあ 彼もその一声しか出なかった 親父さんがほかの部屋から そこ まだ直してないぞー と 叫んでいる 二人の居る部屋へ来て窓から外を見た親父さんは あーやってくれるねー 仕事が増えたな あーはは と他人事のように笑っている 彼女は 御免なさいお父さん やっちゃいました 両手を合わせて言った 親父さんは まーいーけどなー どうせ作り直すんだし それ 俺の仕事じゃないし と何食わぬ顔で言った 壊れた窓は元から無かった様な顔をして それでよ 風呂場 どうするよ? と二人に聞いた 彼女は少し考えて お父さんに任せます そう答えた 彼は黙って頷いている そーか 浴槽のいいのがある 今度の週末据付けるから手伝ってくれ よーし今日はおしまいだ そう言って手袋を外し ポケットに入れた 作者眠気に勝てず勝手に続く。

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    【日常】彼の大イベント

    彼は仕事帰りに実家を訪ねる事にした あの家を何とかしなくてはいけない 兼業農家で建設業を営んでいる父親に 手を借りるためだ 今は彼の兄が実質二代目として仕事を取り仕切っている 彼はいつも実家の勝手口から家に入る 誰かいる? そう言って声を掛けると 奥の部屋から両親の返事があった 入るよー そう言って彼は父親がいつもいる部屋へ歩いた 和室の座椅子に座り庭の方を向いて新聞を読んでいた父親が 顔だけこちらに向けて おお 生きてるかー そう言って新聞を畳み 座椅子の向きを変え 彼に向き直った おお 珍しい 俺の部屋まで どうした?そう言って座卓の上の灰皿を押してよこした いや 実は 家 買ったんだ お?いつの間に? と言うか俺じゃなくて 彼女が買って来た へー やるねぇ それでさあ それが とんでもない 家なんだ で?どうするって? どうしても修理して住むってさ 二人だけじゃ何時までかかるか・・ 親父 手伝ってくれないか? 父親は ふーん・・いいけどよお お前この家どうすんの? いらない 兄貴にぜんぶやればいい へー 思い切ったね まあガレージと畑一枚残すかあ 父親はそう言いながら天井へ向けてタバコの煙を吹いた 彼は それがさあ ちょっと洋風で古い家なんだ 外壁も窓も木製なんだよなあ はっはっはっ 物好きだなお前   いや 俺じゃなくてさ まいいや お前 尻に敷かれてるのな へーへっへ そう言って父親は笑った それで?何時からやるんだ? とにかくすぐにでも始めてほしい 週末は二人で手伝うからさあ ああ そー そこの住所 書いとけよ ああ 条件あるがいいか 条件て? んー工事中はうちの看板上げて 見学したい客に入ってもらう ああ それでいいなら・・ そうか じゃあ明日からそこ行くわ どうせ俺もうちの現場にゃ出ることないしなあ ありがとう 頼むよ親父 わかったわかった 彼女  お前の母ちゃんにそっくりだ へっへ・・ そこへ母親が籠に野菜を入れて廊下を通りがかり 何か言った? そう言って部屋を覗いた 彼と父親は二人同時に 何でもねーよ そう言って肩を持ち上げた それから自分の家に帰った彼は 彼女に 親父に手伝ってもらうことにした そう伝え 彼女と向かい合わせて座り 内装はどうするか話している時 押入れから顔だけ出して周りを見回した 寺田さんは体ひとつ分外へ出て背伸びをして 大欠伸をしながら二人の居るキッチンへちょこちょこ歩いた 彼女の足元まで来た寺田さんは彼女を見上げ んな と鳴いた 彼女は あら 寺田さん のんびりだったのねぇ そういって寺田さんを抱き上げた 寺田さんは んーなー と彼女に何か言っている 彼女は そうなのよ私たちのお家のことでね 話してたの そう言って寺田さんを撫でた 寺田さんと話せるのは彼女だけで 今では寺田さんのいいママだ 翌日 彼女の買ったと言う家に彼の父親が来ていた 父親は家を見て 両手を腰に当て なーんだ こりゃあ 古い職人が涙流して喜ぶねぇ そう言って豪快に笑った 結構恍けた父だ。 勝手に続く。

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    【日常】彼女の決断 彼の災難

    金曜日の夜 夕食の後で彼女は彼にこう言った ねえ 家を見に行かない? 彼は ん? 家ってまだ早くない? 素っ気無くそう応えた うん でも凄く気に入っちゃった家があるの 小さいけど素敵よ ねえ いいでしょ? うーん まだそんな高い買い物出来ないだろ? あのね 中古の家 だけど何とか修理して住みたいの だから一緒に見に行こう? えー・・修理してまで住みたいって? そんなに気に入ったのか? うん・・あのね・・実は・・その家ね もう買っちゃった えええええ!それって本当かよ!? うん いや うん じゃなくて・・ 貯金はたいちゃった どうしてもその家に住みたいの! あのさ それ 事後報告って キツすぎるよぉ 寺田さん飼うのとレベルが違うよなぁ 私 決めたんだから! そこまで言うなら見に行くよ けどさぁ けど なあに? 事後報告はこれっきりだぞ うん うん いいの? だって仕方ないだろ もぅ・・ 全くなんだかんだで押されっぱなしだなぁ 何か言った? 何でもない・・はぁ・・・ 彼は天井を見上げて溜め息をついた 翌日 二人はその家を見に来た 彼女は どう?いいでしょ? 彼にそう言った 彼は なあ? これ 直すの? そう 直して住むの 本気かよ? そう 本気なんだからね 全くとんでもない買い物してくれたよなぁ 俺さぁ なあに? やや絶望・・・ 彼は落胆した顔でそう言った 大丈夫 何とかなるわ 何とかするの あのさあ その楽観主義・・ 彼はそう言って暫く沈黙した後 わかった とにかく何とかしよう! こうなったらやる! 彼はそう言った 彼女は彼を見上げ 嬉しそうにこう言った 私!庭で野菜作りたい! それから二人は部屋に帰り 彼の部屋からチョコチョコと出て来た寺田さんを 抱き上げて彼は言った なあ あの戦車みたいな押し どうにかならないもんかなぁ 彼の顔を見ながら寺田さんは んーなー と応えた どうやら寺田さんは良く解っているらしい。 作者 お疲れ気味にて 勝手に続く

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    【日常】彼女 家を見付ける

     仕事帰りの彼女は ふと視線の中に止まった小さな家が気になっていた  板張りの壁 木製の窓 小さな庭 少し雑な全体の作りがとてもいい  そして遂に彼女はその家の近くに車を停め 家の周りを歩き  家をしっかりと見た 庭はもう雑草が生い茂り 家も結構傷んでそうだ  彼女はそれでもその家が気に入った 近所で外にいたおじさんに  この家の持ち主を訪ねてみた  主人も亡くなり 高齢になった奥さんは 家をそのままに  老人ホームにいるとの事だ  持ち主の名前とホームの名前を聞き 彼女は礼を言って  車に戻った  近所の平均的な家より少し趣の違う小さなその家を  彼女はとても気に入った  週末 彼には何も言わず 彼女は持ち主のいると言うホームを訪ねた  手ぶらで行くのも申し訳ないと 当たり障りの無い菓子を買い  ラッピングしてもらって持ってきた  受付でその人の名前を告げ  通された食堂らしき場所で 如何にもサーバーから淹れて来た  お茶を出され 暫くその人を待った  その人は職員と一緒に割りとしっかりした足取りで  彼女の居る席へとやってきた  彼女は椅子から立ち上がり 突然の訪問を詫び  その人が椅子に腰掛けるのを待って自分も席に着いた  その人は柔らかな微笑と喋り方で彼女に尋ねた  面会の人なんてほんとに珍しいのよ  それでお話って何かしら?  彼女は単刀直入に切り出してこう言った  実はあの家を私に譲っていただきたくて・・  その人は少し驚いたような顔つきの後  あら よくあんな古い家を欲しいなんて思ったわねえ  あはは と笑った  はい 私 凄くあの家が気に入ってしまって  そう彼女は応えた  そうねえ 売るにしても大した値段は付かないでしょうし  良くて土地くらいでしょ  いえ 私出せるだけは頑張ってみたいです  あの家 本当に素敵です  その人は悪戯っぽい目つきで  住むには手間が掛かるわよ 元々いい家じゃないの  価値があるとしたら私と主人の暮らした思い出くらいかしらねえ  そう彼女に言った  彼女は どうしても修理して住みたいです  私たちがそこで新しい思い出を積み重ねられるなら  とても素敵だと思っています  そのひとにそう告げ 畏まって頭を下げた  あははは ほんと 変わった人ねえ  あの家に住みたいなんて その代わり条件を出しましょう  そのひとはこう続けた  家はもう値段は付かないわ 私たちが買った時の土地の値段  半分は取り敢えず 戴きたいの  後は毎月私に手渡しで残りの2割を分割で頂戴な  十年を過ぎるか 私が天に召されたら それで終わりよ  それでいいかしら?  彼女は はい!それでよければ是非あの家を  そう答えた  その人は これで月一回は面会の用事が出来たわ  そう言いながら 微笑んだ  それから暫く土地代の話や昔の話 世間話をして彼女は  ホームを後にした    駐車場に車を置いて部屋の玄関を開けたら 寺田さんが玄関まで出て来た  彼女は寺田さんを抱き上げ 嬉しそうに  私たちのお家が見付かったのよ と寺田さんに頬擦りをした  勝手に続く。 

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